ヤマバトその後...
2011年 09月 06日
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
我が家の周辺は連日、大雨が降ったり止んだりと大変でしたが、静岡市北部では1000ミリを越す雨量のために、かなりの被害が出たようです。
我が家に居候しているヤマバトは、その大雨の中でも健気に子育てをしています。
8月20日に卵を一つ産んでありましたが、その3,4日後にまた一つ産んでありました。
最初に産んだ卵が、9月4日に孵っていました。
雨の当らない場所とは言え、大雨の中をじっとヒナと卵を抱えている姿は感動です。
気温が低くて寒いのか、私がそっと覗くのを威嚇するのか、親の体は丸く大きくなっています。
時々、親が交代をして座るのですが、外にいる1羽が「クッ、クッ、クー...」と鳴きます。
その合図で、ヒナと卵を暖めていた1羽はスッと立ち上がり、さっと交替をします。
その間、わずか10秒くらい、早いこと早いこと。
その間に撮ろうと思っても、うまく撮れるわけがありません。
まだ孵っていない白い卵とマルの中がヒナなんですが...
それから、卵から孵ったら、そのカラは親が口にくわえてどこかへ落としに行くらしいです。
巣の中には卵のカラはありませんでしたよ。
カラが巣の下に落ちたりしたら、敵に気づかれてしまうからでしょうね。
もう一つの卵が無事に孵って、2羽が無事に巣立ってくれるのそっと待っています。
上の写真は今日の朝、急いで撮ったものですが、午後4時過ぎに親が出かけてなかなか
帰ってこないのを知り、激写しました。
ヒナはまだ痛々しいです。