冬の京都 2 (妙満寺、相国寺、京都御苑)
2012年 03月 01日
「妙満寺」のHPを見ると、春の桜、つつじ、秋の紅葉が美しく、また「雪の庭」も有名ということでしたが、今は花は何も咲いていません。
妙満寺の立派さに驚きました。
実は私が見たかったものはこの「仏舎利大塔」でした。
仏舎利大塔は昭和48年(1973)インド・ブッダガヤ大塔をかたどって建立されました。
この仏舎利大塔を見た時、仏教はやっぱり外国から渡来してきたのだと確認し、深い感動を覚えました。
昼食後、「京都国際会館駅」から地下鉄で「今出川駅」で下車し、「京菓子資料館」を見学してから、「相国寺」に行きました。
相国寺は現存する日本最古の法堂で、天井には「鳴き竜」と言われている躍動感あふれる竜が描かれています。普段は非公開文化財ですが今年は3月18日までは特別公開されていて見ることができました。今年が辰年だからでしょうね。
相国寺法堂
相国寺開山堂の庭園
相国寺から「京都御所・京都御苑」に向かいました。
御所は事前に参観申込みをしておかないと見学できないので御門を見ただけでした。
ここから参観申込みをした人が入ります。
天皇陛下と国賓が通られる「建礼門」
京都御所の周りの京都御苑は、江戸時代二百もの宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ町だったのが、明治になってこれら邸宅は取り除かれ、公園として整備され市民へ開放されたそうです。南北1300m、東西700mですからとにかく広いです。
園内には5万本の木々があり、観光客や市民の憩いの場となっています。
面白いものを見ました。公園内は小さな砂利が敷き詰められていますが、細い1本の道ができています。何とこれは自転車が通る道なのでした。京都は自転車が多いですね。
ここでも梅の開花が大分遅れているようです。
梅林はこんなです... やっと咲きだした梅の花
よく歩いた一日でした。天気は晴れたり曇ったりで歩くのにはちょうどよかったです。
次の日は「平清盛」ゆかりのお寺に行きます。