白馬三山 (1日目 猿倉から白馬山荘)
2012年 08月 29日
2001年から毎年、北アルプスや南アルプスを歩く時は深夜の出発を原則としてきました。運転は夫で、眠くならないように兄と私がずっとしゃべり続けていたのですが、今年はいつも眠くならないと言っていた兄が「眠くなった~」と言って寝入ってしまったのです。来年古希を迎えるというのですから段々無理はできなくなるのですね。
8月24日 0:00 自宅出発
4:00 道の駅白馬 (休憩、朝食)
5:45 八方第5駐車場からタクシーで猿倉へ
6:30 猿倉出発 1230m
8:00 大雪渓
12:30 白馬山荘 2832m
八方第5駐車場は広くて素晴らしいトイレがあり、しかも無料というありがたい駐車場です。
タクシーの運転手さんが近寄ってきて「猿倉まで3000円」と言います。3人だとバスと同じくらいだから即、「乗ります」というわけで猿倉へ...
猿倉 登山届を出して出発 (撮るのは夫なのでいつも兄とのツーショットばかり)
まずは大雪渓の下端にある「白馬尻」まで歩きます。初めは広い林道も段々狭くなってきます。
道端には花もたくさん咲いているし、残雪が光る山々の景観がすばらしい。
道はちょっと急で滑りやすい。
1時間ほど歩くと白馬尻に着きます。(白馬尻小屋が建っています)
「白馬尻小屋」から大雪渓の歩き始めまでは樹林の中を30分程歩きます。
この道が滑りやすい岩の連続で歩きにくいけれど、空の青さや咲いている花々に励まされました。
いよいよ大雪渓です。慣れないアイゼンの装着に悪戦苦闘している人が多いです。
私は簡単につけることのできる山菜取り用の滑り止め「スベラーズ」をつけて歩きましたが、雪が堅く凍っていなかったのでなんとか大丈夫でした。
雪渓の上はちょっと寒いくらいでした。
雪渓歩き1時間ちょっと、アイゼンをはずして一休みして歩き出すとお花が一杯!
雪渓を眺めながら歩きます。
道は急登で岩尾根で歩きにくいけれど、お花、お花、お花...
たぶんこの辺が「葱平(ねぶかっぴら)」と言うのでしょうか。
お花畑の道はこんな岩がゴロゴロしています。
疲れも大分出てきましたがお花に励まされて歩きます。
昨夜は全く寝てないし、9キロのザック(私の体重の2割強)を背負ってかなり急登の道を歩いてきたので、疲れもピークに達した頃、見えてきたよ、今日の終点「白馬山荘」が...
ここは「富山県」と「長野県」の県境。
歩き始めて6時間、標高差約
1600m、頑張ったよね。
歩いている時は「どうしてこんな大変な思いを好んでするのだろうか」と考えたりするけれど、登り切ったこの時はやっぱり最高!!!
「白馬山荘」の楽しみは「レストラン スカイプラザ白馬」で乾杯すること。
素晴らしい雲上のレストランです。モンベルショップもあるよ。
夕食後、山荘の周りを散策しました。明日登る杓子岳(手前)と鑓ケ岳が美しかった!
この日は一部屋に私達3人だけ、ゆっくりと寝ることができました。
夜中にはもちろん満天の星を見ることができました。
金ボタンみたいな大きな星、あまりにも多い星の数を眺めながら、幸せに浸りました。
「白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳」は次回にアップします。
「白馬のお花」も整理してからアップします。
青空に雪渓♪お花畑ステキな光景が羨ましいです。v(*’-^*)bv♪
ステキなショットを眺めて登って様な雰囲気にならせて頂きました。
登るのは大変ですが登ってしまえば辛さも忘れます。
お花がたくさんで狂喜するくらいでした。
でも私ではうまく撮ることができません。
まだまだ続きますので見てくださればうれしいです。
雪渓を登るには色んな装備が必要なんですね。
こうして写真を見せていただくと自然って素晴らしいですね。
山登りは何度か経験ありますがこんな所を登るのは
やはり経験がいるんでしょうね。
こんな光景を目の当たりにする事は素敵な事だと思います。
今年も行ってきましたね~
やっぱり、高い山は、下界はうだるような暑さでも雪が
あって、涼しかっただろうね~
この紫の花は何?トリカブト?
三つのビールジョッキが、羨ましい!!
この味は登った人でなければね~ 味わえないよね。
次回のUPも楽しみです。
miyamaさんの旦那もスゲェ~けどお兄さんも
超人ですね。もうじき古希ですか?(驚
いゃ~同じDNAを持っているmiyamaさん
恐れ入りました。<m(__)m>・・・(笑
miyamaさん、標高差1600mは凄いですよ。
歩行時間6時間は立派です。
自分も登りが辛い時は右・左と互い違いに足を出せば
着くと信じて歩きます。
乾杯のビールは甘露でしたでしょうね。
次を楽しみにしてます。
もうじき古希のお兄さんと元気で仲良く北アルプスというのはなかなかないですよ。
すてきだなあ。
まずはご主人様の退院よかったですね。
お忙しい中をいつもコメントをくださってありがとうね。
大自然の中に身をおくとただただ健康でいたいと思います。
自分だけではなくて家族や友人、周りの人がみんな元気でいられます
ようにと白馬の山々にお願いしてきました。
そう、トリカブトですよ、たくさん咲いていました。
1000m高くなる温度は6℃下がるから涼しいですよ。
あのビールの美味しさは格別でした。
いつも思うよ、あなたがここにいたらいいのにって。
またあの兄さんと一緒に飲もうよね。
兄はハイキングクラブのリーダーさんでした。
いつも一緒に歩いています。
最初はかなりの人数でしたが、加齢とともに高い山に行けるのは3人に
なってしまいました。
最近、兄は利尻岳、黒部五郎岳、薬師岳にも行っているのです。
一歩足を踏み出せば必ず頂上に近づくのが山ですよね。
頂上が見えてきたら「ビール、ビール」と言い合って歩きます。
兄が聞いたらさぞかし喜ぶと思います。(アリガト)
写真を撮るのは夫なので、兄とのツーショットがかなりあります。
夫は撮る時、「はい、きょうだい並んで」と言うのです。
来年は兄の「古希記念登山」をどこにしようかと考えています。
雪渓や花々の素晴しいお写真、行ってみたくなってしまいます。
個室の小屋がしっかりしているのですね。夜の星空も撮ってみたいです。
見るからにキャシャなmiyamaさん
今年も達成しましたね。
感服しております。
最近nhk TVでも、山登りの醍醐味を
見せてくれますね。
たった今も「にっぽん百名山」 今日は
四国の石槌山 二ノ鎖、三ノ鎖を
手に汗にぎって見た処です。
miyamaさんも こんなふうに登山を
楽しんでいるのでしょうと、想いを
ダブらせて見ました。
大雪渓の画像 凄い!
miyamaさんのパワーも凄い!
満天の星はすごいですよ。
撮ろうと思ったけれど私のカメラではとても無理でした。
meruさん、撮りに行ってくださいよ。
夕焼けや日の出もそれはそれはすばらしいです。
今年も行ってきました。
大雪渓、お花畑、雲海、見てしまうとまた行きたくなります。
足を一歩踏み出せば頂上にそれだけ近くなるのですから頑張る
ことができます。
最近は女性の一人登山も多いのですよ。
大変な思いをしても頂上に立つと辛さは消えてしまいます。
これから2日目、3日目もアップしますので見てくれたらうれしいです。
あの大雪渓は落石事故の多い所ですね。
兄は足元ばかり見てないで、時々まわりを見ながら歩かないと
いつ落石があるかわからないと言ってました。
天気のよい時の山は天国ですが、雨や風の時は泣きたくなりますね。
私がこうして山に行けるのも兄と夫のお蔭です。
3人組登山は最高です。