赤沢宿(山梨県早川町)

 4月4日に身延山の枝垂れ桜を見に行った帰りにおまけの観光をしました。行った先は、かつて日蓮宗総本山の身延山と霊山七面山を結ぶ宿場町として栄えた赤沢宿です。実は一緒に行った兄が2月の末に赤沢宿へ「福寿草」と「節分草」の写真を撮るツワーに参加したのでした。その兄に案内してもらいました。

       富士の国やまなし観光ネットより

赤沢宿は「身延山」と、修験霊山「七面山」を結ぶ身延往還の宿場町として栄えた山あいの静かな集落です。昭和30年代に現在の車道が通るまでは、七面山に通じる唯一の道として、多くの参詣客がここを通りました。最盛期の明治~昭和初期には、1日に千人程の宿泊客がいたと言われています。伝統的建造物群保存地区にも選定されており、江戸情緒漂う美しい街並みを残しています。


 標高500m~600mの急斜面の山腹の集落で今は静かな佇まいです。
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 現在は開業している旅館は1軒だけで、蕎麦屋も土、日だけ店を開けるとか。
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 「講」と言われている同じ信仰を持った人の集まりが、神仏を詣でる「講中」の定宿として「講中札」が今でも残っていました。
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 今では訪れる人も少ないようですが、石垣や石畳がかつての繁栄を偲ばせます。
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 柔らかい春の日差しを浴びながら、タイムスリップしたような町をゆっくりと散策しました。

 白装束を着て、身延山の奥ノ院から山道を通ってこの赤沢宿で宿泊し、七面山に登る人たちの深い信仰心には頭がさがります。

 七面山と言えば、かつては女人禁制でしたが、法華経の信者であった徳川家康公の側室のお万の方は、自ら白糸の滝で七日間の水垢難をとり、満願を期して登山を果たしました。女性の登山は山を汚すため七面天女のお怒りがあるとされていましたが、お万の方が御身を持って罪過無き事を明らかにしたことで、七面山の女人禁制は解かれました。

 その白糸の滝のにはお万の方の像が立っていました。
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 赤沢宿は七面山に源をもつ、「春木川」の右岸ですが、橋を渡った左岸に七面山の登山口があります。この日も登山者の車がかなり止まっていました。

 登山口からしばらく下がったこんなところで、なんとカモシカを発見しました。
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 車の中からそっと撮ってみましたが、カモシカさんは私たちをじっと見続けていました。







 兄の丁寧なガイドのお蔭で「赤沢宿」の良さを堪能しました。ここは「節分草」と「福寿草」が同時に見られるそうで、その時期にはカメラマンで賑わうそうです。

       2月28日に兄からケイタイに送られてきた写真です。
   福寿草                               節分草
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Commented by orchid at 2012-04-13 16:14 x
miyamaさん
良い所を散策しましたね。
節分草と福寿草の咲く頃は賑わうとのこと、
二つともかわいい花ですね。

私も、もう何年も前、七面山へ連れて行ってもらいましたね。
夫も連れて行ったもらったのですが、夫はあまりに急ピッチで
登った為に高山病になって、二人で下山を余儀なくされた
苦い想い出?いえ下山したらケロッと症状が良くなって
二人でソフトクリームを食べたと言う甘~い想い出が
あります。
七面山は今思い出しても霊剣あらたかなるお山でした。
女人禁制だった山はたくさんあるよね。
男子よりも、女子が不浄だ何て誰が決めたのかね~(#^.^#)
古い時代のお話ですね。お万の方が身を挺してくれた
お陰で今では女性も登れるようになったことは
知りませんでした。

このカモシカちゃんは、かなりガッチリしているように
見えますね。何を食べているのかしら?
貴重な写真を見せていただきました。アリガト!
Commented by hanapepelife at 2012-04-13 18:33
こんばんは♪
懐かしい風景に出会えたような気がして
嬉しくなりましたよ~♪
福寿草と節分草は知ってるのですが
こちらではなかなかお目にかかりません。
私には貴重な写真です。
カモシカもこんなに近くで見れて
まだまだ自然溢れるところなんですね。
Commented by man at 2012-04-13 21:20 x
miyamaさん、こんばんは~

福寿草と節分草ですか、私も、そこに行きたい行きたいと
思って色々調べては有るのですが、まだ行けていません。
若かりし頃、七面山~八紘嶺~山伏岳と縦走しました。
友達2人と行ったのですが友達は八紘嶺から帰り
私一人、八紘嶺と山伏岳にテントを張った事を思い出しました。
懐かしい思い出です。
カモシカと言う動物は人懐こいですね~
Commented by miyamayoshi at 2012-04-14 08:11
✿orchidさん
七面山に行ったのはかなり前でしたね。
白装束を着た人たちが行き交う人に「ごくろうさま」と言って登っていた
のを思い出します。
女人禁制なんて失礼しちゃうよね。
お万の方もいいことをやってくださったと思います。
福寿草もセツブンソウも見たことがないのでまた行ってみたいです。
Commented by miyamayoshi at 2012-04-14 08:15
✿hanapepeさん
本当に懐かしい所に来た感じでした。
嬉しくなってくださってありがとう。
かつては賑わっていたそうですが、今は静かな静かな所でした。
セツブンソウはとっても小さな花らしいですよ。
最近はカモシカに遭うのも珍しくないようになりました。
Commented by miyamayoshi at 2012-04-14 08:21
✿manさん
ここは節分草と福寿草が同時に見られる所だそうです。
道は狭いのですが車で行けるところです。
一昔前にタイムスリップした感じでした。
兄と夫も七面山~八紘嶺までは歩きましたが山伏までとはすごい!
manさんは本当に健脚なんですね。
Commented by ほらみー at 2012-04-15 10:11 x
みやまさん:赤沢宿、日本古来の風情があって良いですね。世知辛い昨今、こんな所も貴重ですが現実に戻ると若い人たちは生活が大変でしょうね。たまに行くのは若者、住むのは高齢者でどうでしょうか?
カモシカも首をかしげて可愛いですね。有難うございました。
Commented by miyamayoshi at 2012-04-16 11:38
✿ほらみーさん
あんな所にのんびりと住んでみたい気もしますが、定住となると
やっぱり大変でしょうね。
最近ではカモシカに出会うのも珍しくなくなりましたね。
またどこかの山で会ってみたいです。
by miyamayoshi | 2012-04-13 07:06 | おでかけ | Comments(8)

山大好き!密やかに咲く山の花や、道端や花壇に咲く花にも心が癒されます。


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