私は ”カカ姉ちゃん”
2017年 12月 04日
私にとってこの一年の大きなことは、皮下腫瘍摘出手術でしたが、入院も一泊だけという手術としては簡単なものでした。ところが、私の妹は長年の股関節の痛みが相当なものになり、11月21日に手術ということになったのです。
二日目は歩行器を使って歩くこともできました。
でも、リハビリで少し頑張り過ぎたのか、十日くらいが過ぎると痛みが出てきてしまいました。
妹にとってはかなりショックだったようです。
気持ちが消極的になってきました。
妹と私は1年1ヶ月違いの年子です。
末っ子の妹はみんなから可愛がられ、少々我儘の所もありました。
その我儘が可愛いと父はいつもニコニコしていました。
私も妹が可愛くていつもお姉さんぶっていました。
今、大変な手術をして、自分が考えていたように快方に向かっていないことが気になっている妹です。妹は夫との二人暮らしなので、我が家が病院に近いということもあって、入院中のお世話は私が買って出ています。
母が亡くなってから、私は姉と言うよりは母のような気持で妹に接している自分に気がつきました。子供の頃の妹の口癖は「私はお母さんと一緒にいられるのが一番短いのだよ」というものでした。
私に比べていい加減さがないので、ついつい先の明るさが見えにくいらしいです。そんな妹に、「いい先生や看護師さんがついていてくれるのだから大丈夫、そんなにすぐにはよくなるわけないでしょ。」「一人で留守番している夫さんもいるでしょ」ついつい母と同じ口調で話しています。
妹に本来の明るさが早く戻ることを願っている「カカ姉ちゃん」です。