冬の京都(非公開文化財特別公開)
2018年 03月 05日
2月25日(日)
昨日はとてもよい天気でしたがこの日は曇空です。
でも、雨の心配はなさそうなので一安心です。
毎年必ず行く場所があります。それは北野天満宮です。
2月25日は「梅花祭」で大賑わいの日です。
その人混みをさけるには、とにかく早朝に出かけました。
早朝でもかなりの人でした。
梅の花は満開に近い木もありましたが、全体的には三分咲きくらいでした。
天満宮の周りはたくさんの出店があり、古着、器、アンティーク玩具、茶道具などいろいろな掘り出し物が並んでいます。それらを眺めながら歩くのも楽しいものです。
いよいよ「非公開文化財特別公開」のお寺巡りです。
まずは「宝鏡寺(ほうきょうじ)」です。代々皇女が住職を務めたことから「百々(とど)の御所」と呼ばれ、「人形の寺」としても親しまれているそうです。徳川14代将軍家茂に降嫁した皇女和宮が遊んだ場所であり、兄の孝明天皇の遺愛の御所人形などが特別展示されているので、是非見てみたいと思ったのです。
宝鏡寺の大玄関
「人形の寺」と言われているので可愛い「人形塚」がありました。
本堂や書院には素晴らしい「襖絵」「杉戸絵」「小壁画」がありますが、写真撮影はダメです。
唯一撮影していい場所はここだけでした。
今年の「京の冬の旅」のテーマが「明治維新150年記念」ということなので、皇女和宮は江戸城無血開城に尽力されたと言われていますから、今回この宝鏡寺が公開されたのですね。
さて、次は相国寺の塔頭の「林光院(りんこういん)」です。
まずは相国寺の法堂の前を通ります。
さて、林光院ですが、写真撮影はすべてダメということでした。
薩摩・島津家とのゆかりが深い寺院で、薩摩藩士の墓所があり、今年のテーマに合っているのでしょうね。
本堂・書院には、藤井涌泉さんが4年がかりで描かれた見事な襖絵が飾られていて、それはほんとうに見事でした。昨年完成したばかりで、涌泉さんは中国の方ですが、日本に来て25年くらいで、まだ50代の若い方だそうです。
「京の冬の旅」のパンフレットの表紙を飾っているのが、この襖絵の虎です。
三条でお昼を食べてから、京都の風情ある路地裏通りを通りながら八坂の塔まで歩きました。
先斗町です。こんな所でランチでもしたいけれど、お高いでしょうね。
八坂の塔 ここも毎年来ている場所です。
次は「泉涌寺(せんにゅうじ)」です。ここも写真撮影はできません。
泉涌寺は皇室と関連が深く、御寺と言われています。
公明天皇や皇女和宮ゆかりの寺宝も展示されいました。
重要文化財の「楊貴妃観音像」があり、その美しさはさすがでした。
最後は「東福寺」です。禅堂と経蔵を公開していました。
東福寺の通天橋です。京都の紅葉の名所として大人気の所ですね。でも今は...
私、実は通天橋の燃えるような紅葉を、2012年11月21日に見ましたよ。
一度に400人以上の僧が修行していたという「禅道」の広さにびっくりしました。写真ダメです。
そして経蔵には、1000余りの経典を納めた八角形の回転式輪蔵が据えられていました。
非公開文化財をみることができるのは本当にラッキーなことです。
説明してくださる方がいらっしゃるのもうれしいです。
たぶん来年も冬の京都に行きたくなるでしょうね。
天満宮の梅の開花も今年は少し遅かったのかしら?
でも観梅は満開よりも咲き始めが 凛として新鮮で良いですね。
miyamaさんの「非公開文化財特別公開」の詳しい記事を拝見して 唯一許された宝鏡寺の十二単の皇女和宮の画像に見入ってしまいました。
miyamaさん間近に拝観できて良かったですね。
東福寺通天橋の燃えるような紅葉の写真 3年ほど前にその素晴らしさを堪能した事を 思い出しています。
あぁ! やっぱり京都はいつ訪れてもいいですね。
居ながらにして美味しいお話しありがとう。
非公開文化財の特別公開はほとんどが撮影ダメです。
でも、あの宝鏡寺のあの部屋だけはOKで、雅の世界を垣間見ることができました。
ぽちさんも東福寺の紅葉をご覧になったのですね。
紅葉のシーズンは人をかき分けるように歩かなければなら
いのが大変ですね。
いつ行っても京都は素晴らしい所です。
いい所ばっかりの京都巡りでしたね。
北野天満宮はステキね!廻りに、アンティークとか古着
器など、売っている出店があると聞いて
益々行きたくなりました。
こういう所が大好きなのです。
皇女和宮のお着物は大したものですね。
和宮ってどんな女性だったかネットで調べたりしました。
興味深いです。
東福寺はあの、「そうだ、京都に行こう」の
キャッチフレーズで有名なお寺ですか?
紅葉の時期は押し合いへし合いになるのでしょうね。
だから、冬の京都巡りは止められませんね。
いい写真をいっぱい見せてもらってアリガトネ。
京都はやっぱり行きたい所の№1でしょうね。
皇女和宮は幕末のドラマには必ず出てくる人ですよ。
皇室から武家に嫁いだ人だから大変だったでしょうね。
東福寺は京都でも超有名所ですね。
紅葉の時期に行ったら押される踏まれるで大変です。
人が少ない冬の京都と思っていましたが、最近は
かなりの人が観光にきています。
いつ行っても楽しめるのが京都です。
ご無沙汰しています。
冬の京都も風情があっていいですね。
若い時に一人で京都へ何度もいきました。
今は・・・山女になってしまいましたが、でも,ブログを拝見させて頂き,また尋ねてみたくなりますね。
高山寺にレプリカで公開されている鳥獣戯画も見てみたいですね。
私は動物達のユーモラスに描かれた絵が大好きで,清水焼の湯のみ,箸置きを持っています。
miyamaさんは山だけでなく,色々な分野に興味を持たれて尊敬してしまいます。
こちらこそご無沙汰しております。
reiさんも京都がお好きなんですね。
ひとりで行かれたなんて尊敬します。
私は方向音痴なので、ひとりではダメです。
鳥獣人物戯画絵巻、素晴らしいですよね。
高山寺はいい所でした。
私は山歩きを初めてから年月はたっているのですが、
いつまでも初心者の力量です。
reiさんのような山女さんは尊敬してしまいます。