バス旅行(三島スカイウォークと箱根大涌谷)
2017年 05月 31日
わが町の恒例の婦人部バス旅行です。行先は三島と箱根なので、バス旅行としては近場です。出発時間も8時とやや遅いので、朝の忙しい主婦集団にはうれしいことでした。
まず、全長400mの三島大吊橋です。
空を歩いているようだと言うことで「三島スカイウォーク」と言う名が選ばれたそうです。
ここには三つの日本一があります。
まず、歩行者専用としては日本最長(400m)の吊り橋で、日本一の富士山と日本で最も深い駿河湾(水深2500m)を望むことができます。
と、言っても富士山はそうそうお顔を出してはくれません。この日は残念ながらお休みでした。
駐車場には、かなり遠くからの車やバスが置かれていましたから、私達静岡県人と違って残念度は相当なものだと思います。

立派な吊り橋でも、少しは揺れるし足もとを見れば70m下が見えるので高所恐怖症の人は大変でしょうね。 天気が良ければこんなふうに見えるのです。(三島スカイウォークのHPから)

婦人部のバス旅行と言えば、何と言ってもお土産売り場を隈なく見ることです。
ここには「花が降るショップ」 スカイガーデンがあります。
天井を埋め尽くす花のシャンデリアは素晴らしかったです。

次に、バスは芦ノ湖に向かって走って行きます。
富士屋ホテルチェーンの「箱根ホテル」 でランチバイキングです。
このバイキングは主婦にとっては重要な楽しみの一つですね。芦ノ湖が望めるホテルもステキだったし、お料理は本当に美味しくて、皆さんちょっと食べ過ぎのようでした。
ホテルから元箱根港まではバスで、そこから桃源台までは海賊船です。
海賊船は外国からの観光客で超満員でした。

船から下りて、またバスで箱根ロープウェイ駅の早雲山までです。
2015年5月から立入禁止になっていた大涌谷ですが、2016年7月から一部エリアを除いて規制解除になり、早雲山から大涌谷まではロープウィエです。
ロープウィエから見える白煙が立ち込める景観に緊張しました。
とにかくすごいです。あちこちから噴煙が上がっているのです。
世界でもこんな景観は見られないということで、外国からの観光客の多さにもびっくりでした。

硫黄の匂いもきつかったですね。
黒卵を買う人の列の長さもすごかった!!
この卵を食べれば7年は延命だそうですよ。(卵は食べたけれど、写真は撮り忘れ)

わが町の婦人部のバス旅行は私が嫁に来る前から続いているようです。
近くにいても、普段はなかなか会う機会がないご近所さんとの楽しいバスの旅でした。
とにかくおしゃべりとお土産買いが忙しくて、写真を撮るのを忘れるほどでした。
みんな7年は命の保証があるから、これから7年間はバス旅行は続くよ。(平均年齢〇〇才)
あっ、そうそう私は来年は幹事のようです。
来年はどこへ行くのでしょうか?(今から考えないと・・・)
夏近し
2017年 05月 26日
5月と言えば、風薫る爽やかな天気の日々を連想しますが、今年は肌寒い日があったかと思えば、35度を越すような真夏日もありの異常さでした。そして、今日は梅雨を思わせるようなしとしと雨の一日です。
昨日の夕飯は今年初めてゴーヤチャンプルを作り、「この苦味がいいよね」なんて一人悦に入ったものでした。夏の気配がどんどん近づいていますね。
我が家の小さな庭にも夏が近づいていました。
先日撒いたアサガオの種からやっと芽が出てきました。

アジサイの花ももう少しで咲き出しそうです。

夫が植えてくれたナスもこんなに大きくなって楽しみです。

もう夏が近いのですね。
春の季語とは知らないで(今はもう春ではないですよね)ブログのタイトルを「夏近し」にしたのですが、日本の夏は6,7,8月だと思っているので、ただ単純に夏が近いなあと思ったわけです。俳句ができない私だから「まあ、いいか」ということにいたします。
夏近し:春の終わりに、夏の気配を感じながら用いる季語。
春を待つ心とは違って、夏を待つ心はちょっと複雑です。
私はいよいよkokiを迎えますし、あの暑さが年々耐え難くなりました。
でも、やっぱり夏は好きです。夏生まれだから・・・
記念日
2017年 05月 20日
有名なのは俵万智さんの「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日ですね。
私にもそんな記念日があったのかどうかは忘れました。
5月20日は私の大切なブログデビューの記念日です。
いつも見てくださっている人や、コメントをくださる人達のお蔭で満7年がたちました。
本当にありがとうございます。
これからも山や花のこと、日々のことを思いつくままに綴っていけたらいいなと思っています。
先日、道端のコンクリートのすき間に、こんなにきれいな花が咲いているのを見つけました。
天からの水と温かいお日様の光を受けて、精一杯咲いている花の美しさに見入ってしまいました。
華道展に出品してもいいような素晴らしさに、しばし足を止めて眺め入りました。

明日は同級会です。中学3年生の時の仲間とワイワイと集まります。
60代最後の人も、古希を迎えたばかりの人にも忘れられない「記念日」になると思います。
これからもいい記念日をたくさん作っていこうと思っています。
七面山登山
2017年 05月 18日
日蓮宗の聖地で信仰の山として名高い「七面山」に行ってきました。
かなり長丁場だということで、自宅を出発したのが早朝の4時半です。
7:00 駐車場着

7:20 登拝口
かつて女人禁制だった七面山に、家康の側室のお万の方が滝に打たれて身を清め、女性として初めて登詣を果たし、女人禁制が解かれたそうですが、その「白糸の滝」の近くです。

、 白糸の滝 (下山してから撮りました)

道は歩き易くなっていますが、なかなか霧が晴れてくれません。

登拝口から七面山山頂に伽藍を構えている「敬慎院」までは50丁、所々に石灯篭があります。

霧が晴れてきて新緑の輝きが眩しいです。

普通の登山道とはちょっと違いますね、ひたすら歩くという感じです。

雲海です。

「南妙法蓮華経」と唱えながら歩いている熱心な信仰者の団体さんに会いました。
「おはようございます」とあいさつすると「ごくろうさまです」と声をかけてくれます。

46丁にある和光門です。山頂の入口で、敬慎院はもうすぐです。残念ながら霧の中です。

10:25 50丁目「敬慎院」(七面山山腹の標高1720m付近の地点に位置する日蓮宗の寺院)
信仰者だけでなく一般の人も泊まれる宿坊があります。1500名も泊まれるとか。

ここまでの道は修行の道のようです。ひたすら歩いていると、雑念のようなものがなくなり、ただ無心で歩いたような気がします。ここで、おやつを食べてゆっくりコーヒーを飲んでから、七面山山頂に向かいました。標識には「山頂まで40分」と書いてあります。
3時間歩いてきた体には、この40分がかなり長く感じられました。
サルオガセがぶら下がっている林を見ながら歩いていきます。
サルオガセは霧から水分を摂っているので、木を傷めることはないそうです。


敬慎院を過ぎると、一般の登山道のような感じなります。
バイカオウレンがたくさん咲いていて、うれしくなりました。

11:35 七面山山頂(1989m)
七面山登山は敬慎院までの人がほとんどで、この山頂まで来る人は少ないようです。
数年前、夫はここから八紘嶺へ行ったことがあるので懐かしそうでした。

実は私は山歩きを始めたばかりの平成4年に、敬慎院までは来たことがありましたが、七面山山頂までは来ることができませんでした。あれから25年、ようやく山頂まで来ることができました。それにしても、よくぞ山歩きを続けてこられたものだと自分でも思います。兄や、家族や山友に助けられてきたことに感謝しています。
七面山登山は、坊と言われる休み処が何か所かあり、自販機もある場所や、時期によってはトコロテンやお汁粉も食べられる所もあるそうです。途中にはベンチもたくさん置いてあるので、ゆっくり登って敬慎院で一泊すれば、そんなに無理はないのかもしれませんが、日帰りとなると、結構ハードな山だと思いました。登る道も下る道も長かったですね。
帰り道ではこんな花に出会いました。
ジロボウエンゴサクかしら

フタリシズカ

ジシバリ

熊野(ゆや)の長藤・西光寺(静岡県磐田市)
2017年 05月 12日
今年のゴールデンウィークは、お天気にも恵まれましたね。
藤の花やツツジの花の観賞に行った方も多かったと思います。
藤と言えば、磐田市の熊野(ゆや)の長藤は有名で、その見頃もゴールデンウィーク中というので、大勢の人達で賑わったようです。
先日、一緒に桜散策をした親友が、今度は「熊野の長藤に行きたい」と・・・
さてさて、「連休中は激混みだから、連休明けならOKだよ」
「だけど、花はかなり終盤だと思うよ」と、伝えると「それでもいいよ、行きたい」と。
と、言うわけで行ってきました。
思っていたように、花は終盤を迎えていましたが、まだ見に来ている人もかなりいて、それなりに楽しむことができました。


白藤だけは丁度見頃で素晴らしかった!!

実は、私の人生の大先輩の「ぽちさん」が4月28日に行っていらして、素晴らしい写真や、熊野の長藤の説明を丁寧にされているブログがあります。どうぞご覧ください。 せっかく磐田市まで来たのだから、神社仏閣が大好きな親友を、どうしても連れて行きたいお寺がありました。何年か前に訪れて、また訪ねてみたいと思っていたお寺は「西光寺」といいます。
1280年前後に、踊り念仏で有名な一遍上人によって開山されたといいますが、現在、縁結び・恋愛成就パワースポットとして、かなり有名のようです。また、本堂の中にある「日限地蔵」も訪れる人が多いようです。
パワースポットがどうのと言うよりは、拝観料なしで、お寺の中を自由に見学でき、しかも、「どうぞごゆっくりしていってください」と座布団を置いてくださってあり、とても優しい寺院なのです。
この立派な表門は家康が磐田市中泉地区に築いた「中泉御殿」の大手門を移築したものです。

そして、この大楠が縁結びのパワースポットだそうです。
私達も「縁結びのお参り順路」のとおりにやってみました。
実は、縁結びだけでなく、縁切りの場合は逆にするそうです。
世の中、縁を結びたい人ばかりではないのですね。

樹齢500年というこの大楠はとにかく大きいです。

お庭もきれいに手入れされていました。

私の説明ではこのお寺のよさを充分に伝えられませんが、優しく迎えてくださる寺院です。
お寺からいただいたパンフレットによれば
パワースポットとは、願いを叶える場所と言うより、「明日また、自分を信じてがんばってごらん」・・・と。そっと背中をおしてくれるところだと信じています。生きる苦しみ、心の寂しさにたまらなくなった時は、一年中開放されたお寺、西光寺の仏さまに会いに来てくださいね。と書かれていました。
八紘嶺の春
2017年 05月 09日
今年のゴールデンウィークは天気に恵まれました。
遠くへ出かけるには渋滞が心配なので、近くの安倍奥の八紘嶺に行ってきました。
今年は花の開花がかなり遅れているようで、シロヤシオやミツバツツジやコイワザクラに会えるかなと思っていましたが、全く咲いていませんでした。
私の好きなとてもいい山なのに、登っていた人は数人で、静かな山の春を楽しんできました。
駐車場の周りもまだ芽吹きも始まっていませんでした。空の青さに元気をもらって出発です。

富士見台 やっぱり富士山は素晴らしいね!! 雪も大分融けてきたようです。

あちこちにトリカブトの葉が出始めていました。

この花は何?苔の上に咲いているよ。帰ってから調べました。キバナハナネコノメソウです。
あちこちに群生していました。

初めて見ました。ネコノメソウの中では、よく目立ってきれいですね。

急登を登り詰めてしばらく行くと、私のお気に入りの木です。後に富士山も見えています。

富士山の展望も素晴らしいです。

南アルプスはまだ真っ白ですね。赤石岳と聖岳かしらね。

この景色も大好きです。頂上ももうすぐで~す。

こんなにいい天気で連休というのに、静かな頂上です。
まだ木々の芽吹きもないので、周りの素晴らしい景色がよく見えます。

静かな静かな八紘嶺の春を満喫してきました。
キバナハナネコノメソウに会えたこともうれしかった。
そして、下山の途中で、あの望月省吾さんにお会いしました。
望月さんは、日本の屋根、日本アルプス(北・中央・南アルプス)の主脈を縦断し、富山湾から静岡・駿河湾まで426kmというとてつもない距離の踏破を目指す壮大なレース『トランスジャパン・アルプスレース』で4連覇している方です。
静岡市消防局の山岳救助隊員で、お仲間と訓練中でした。さわやかな笑顔がステキな方でした。
芦川町の春(山梨県笛吹市)
2017年 05月 02日
「春の妖精」(スプリング・エフェメラル)と言われているカタクリの花を、どうしても見たくて山梨県笛吹市芦川町へ行ってきました。
カタクリの花の大群生を見ることができる場所や、観光地化されている所も多々あるようですが、自然の中にひっそりと咲くカタクリの花を見たいと思い、芦川町の散策となりました。
カタクリはなかなか現れてはくれません。今年は開花が遅いようです。
この辺はキブシの木も多いようです。

ハシリドコロもたくさん咲いていました。

林の中の木々の芽吹きも遅いですね。ミツバツツジは咲き出していました。

やっとカタクリが現れてきましたが、まだ温度が高くないので花びらを閉じています。

少しだけ花びらが反り返っています。

辺りを見回すとカタクリの葉はたくさん出ていますが、一枚葉が多いですね。
葉が2枚にならないと花は咲かないようですが、こんなに葉があればこれからが楽しみかな。

この辺のカタクリの花はこんなに広い場所にポツンポツンと咲いていました。(〇印が花)

カタクリの花びらが反ったところを見るにはまだ時間がかかるので、近くの山に行って来ることにしました。富士山と河口湖のこんなに素晴らしい景色を見ることができました。

山から下ってくると、素晴らしいカタクリの花に会うことができました。


念願が叶ってカタクリの花に会うことができましたが、芦川町ではまだ咲き始めのようです。例年なら4月20日頃が見頃だと聞きましたが、今年はかなり遅れていますね。でも、ここは本当に自然の中で咲いているのです。いつまでも自然の姿で咲き続けてほしいものです。
芦川町はスズランで有名です。
富士山の展望が素晴らしい山もたくさんあります。
私の大好きな場所です。