富士山 御中道(おちゅうどう)
2010年 10月 16日
ステキな服装の山ガールと呼ばれる若い女性や、家族連れや、中高年のグループ
など、様々な人達が登ったようですが、もともとは立山、白山と共に「三霊山」と言われ、
信仰の山として修練の場であったそうです。
富士山の中腹2300m~2800mを通って一周する約25キロの道は
御中道(おちゅうどう)と呼ばれています。
その昔、富士山を3回以上登った者のみの許された、最上級の修練の道
だったそうです。(現在「大沢崩れ」は通行禁止ですから、一周はできません。)
富士山スバルラインの奥庭駐車場(五合目駐車場手前)から大沢崩れまでの3.9キロの
道は、夏はシャクナゲや高山植物が咲き、秋は紅葉の美しい素晴らしいハイキングコースです。
(富士山を上に登るのではなく、横に歩くのですから無理なく歩けます。片道1時間半)
10月14日、紅葉を見たくて居ても立ってもいられず、2000円のスバルラインの通行料も
なんのそのと、行ってきました。
苔が美しい山の中 雲海の上に南アルプスが...


歩き始めはこんな景色です

落ち葉の道

いろいろな紅葉と出会います


大沢崩れ(覗き込むと足がすくみました)

初めは薄曇だった天気も青空が見えてきました


御中道から見る富士山の頂上はこんなです(傘雲がかかっています)

こんな素晴らしい紅葉が見られてよかった、よかった!!

平日のため全く静寂の中で紅葉を堪能させてもらいました。
紅葉を愛でながらのコーヒータイムや昼食は、「ありがたい年金生活者」の
至福のひとときでした。ありがとうございました。
来年も来ますからね、待っていてね、富士さ~ん。
